2008年4月15日火曜日

プロモーション







 日本に帰って来て、中国の話も書き終えたし、カンボジアの旅行記も終わってしまった。さて、どうしようか。今日は、天気もいいし暖かい。プロモーションに行くか。ということで、拙書『秘湯天国タイだも~ん!!』の宣伝に出かけることになった。

 本と3月10日号のバンコク週報の記事「温泉を観光地開発」のコピーを持って、有楽町にあるTAT(タイ政府観光庁)に出向いた。受付の女性に、

「責任者の方はいらっしゃいますか?」

 と訊ねると、

「所長は出かけております。2時間ほどで戻ります」

 と言った。

「所長さんは日本人ですか?」

 と聞くと、

「タイ人です」

 と答えた。所長は、タイ語と英語しか判らないらしい。

 これは困った。どうやって説明しようか。まぁ、今日は時間もないし次回にしよう。

 有楽町から東京駅までブラブラ歩いて、旅の図書館に入った。ここは、財団法人・日本交通公社が運営している図書館で、国内外の旅行に関する書籍、資料を揃えて公開している。

 アジアのコーナーでタイ関係の本を探したが、私の本は一冊目の『タイ遊学王情報館』しかなかった。1時間ほどインド関係の本を調べてから、受付の女性に、

「私が書いた本を寄贈したいのですが」

 と言うと、

「ありがとうございます」

 と丁重に挨拶された。

 本を差し出すと、

「タイだも~ん、ですね。ここにも置いてありますよ」

 と言われた。本棚にはなかったが、誰かが見ているのだろう。

「ご参考にしてください」

 そう言って、図書館を後にした。

 東京駅から中央線に乗り、新宿に向かった。新宿には知り合いの旅行会社があり、挨拶に行った。その会社は旅人舎という会社で、以前、下川裕治氏の講演会で伺ったことがある。一応、アポイントを取って伺った。

「タイの温泉の本を出しましたので、お持ちしました。参考にしてみてください」

 そう言うと、社長は、

「うちも主催旅行を始めたんだよ。タイの温泉は季節を問わずお湯が出るの?」

 と言った。

 お湯はたくさん出ているし、温度も十分入浴に適している。だが、設備、アクセスが今一歩であることを話した。そして、バンコク週報の記事を見せた。

「近い将来、タイでも温泉ブームが巻き起こりますよ」

 社長は、その記事を食い入るように見ていた。

「是非、温泉ツアーを企画してください」

 そう言って、会社を後にした。

 さて、TATへはどうアプローチしようか? TATに入り込めれば、タイ航空にもコネができるかもしれない。 幼稚なタイ語とインチキ英語で通じるだろうか?

 

2 件のコメント:

sika さんのコメント...

アンコールワットの旅、すべて拝見しました。楽しい旅でしたね、写真の撮り方が,素晴しいでした。5月お待ちってます?

トンチャイ さんのコメント...

ありがとうございます。
アンコールワットは撮り尽くされているので、少し変わったアングルの撮影を心がけました。
新刊ができましたら、伺います。