2008年10月1日水曜日

出発直前に

約半年の間、丹念に資料を集め計画を練ってきたインド亜大陸一周の旅が、いよいよ明日スタートする。あれこれ考え過ぎてちょっと荷物が多くなったけれど、自分としては完璧な計画である。バンコクからバングラデシュのダッカに飛んで、そこから列車でインドのコクカタに入る。

コルカタで60日間のレイルパスを買って、10月5日スタートだ。ダージリン、マクロード・ガンジ、マナーリ、マニカラン、デリー、バナーレス、ルンビニ、ジャイプル、アグラー、カジュラホ、エローラ、アジャンター、ムンバイ、ゴア、カニャークマリ、マドゥライ、チェンナイ、プリーなど12月3日まで殺人的なメニューを消化しなければならないが、今回は無宗教の中国と違いルンビニを始めとする4大仏跡を巡るので、仏陀がきっと守ってくれるだろう。そう思っていたのだが・・・。

 間違いは、格安のバングラデシュ航空のチケットを買ったことだ。2日の出発予定が、意図も簡単に3日に変更になってしまった。しかも、出発時間は1時間以上も遅れてしまい、到着は現地時間の午前0時。その日の朝8時半の列車に乗らなければ間に合わない。
やっぱり高くてもタイ航空を買えばよかった。

 てな訳で、初めから出鼻を挫かれてしまったが、こんなことくらいで計画を変更するわけには行かない。これはきっと仏陀が私に与えた試練だ、そんな都合のいいことを考えて明後日に備えている。でも、空港で一夜を明かすことは確定のようだ。

 ぎりぎりの殺人的計画といっても、そこは旅慣れている私ですからちゃんと要所要所にスペアデイを作ってある。もし、ダッカ出発が1日遅れても途中で修正できるように考えてある。まぁ、インドの国鉄を全面的に信頼した上での計画であるが。

 パタヤの友人たちには何度も送別会をしていただいて申し訳ない気分だけれど、3日に出発します。皆さん、くれぐれもバングラデシュ航空には注意してください。