2008年4月18日金曜日

妨害者は国外追放だって







 今朝、タイのニュース(newsclip.be)を見たら、北京五輪の聖火リレーのことが出ていた。19日にバンコクで行われる聖火リレーに妨害活動を行った外国人およびタイ国籍を取得している外国人に対して、国外追放や国籍はく奪などの厳しい処分を下す方針を示した。

 世界各国がチベットに対する残虐行為に対して中国を非難し、抗議デモや聖火リレーの妨害行為をしているのに、タイだけは中国の味方をしている。同じ仏教国なのにどうしてこんな厳しい処分を下すのか?

 日本を除く中国周辺の国はその昔、中国の朝貢国であった。遠い昔の話である。現在では、独立国家になっているがまだ中国の影響が強いのだろう。特に、タイの場合は、経済を牛耳っているには華人、華僑など中華系の人たちである。タクシン元首相も客家出身の華人である。

 中華思想というものは、本当に恐ろしい思想だ。中国は常に正しく、世界で一番だと考えられている。その国が嫌いで国を捨てて外国に行き、外国の国籍を取って代々暮らしていても、いざと言う時には中国の味方をする。

 18日にシリントン王女を迎えて聖火の歓迎式典が催され、19日にはチャイナタウンからドゥシット宮殿までの10.5キロを80人のランナーが走る。その中で、当初ランナーの一人に選ばれていたラマ5世の孫娘のナリサラー・ジャクラポン代表は不参加を表明したそうだ。

 日本でも、26日に長野で聖火リレーが行われる。出発地の善光寺は、出発地を返上する方針を固めた。コカコーラなどのスポンサーも撤退したそうだ。

 良識のある人間は、中国のチベットに対する残虐行為を見てみぬ振りをしてはいけない。
何か抗議、行動を起こさなければいけないと思う。五輪ボイコットも視野に入れて

 だいたい、北京の大気汚染、食の安全性、テロ(新疆ウイグル自治区のイスラム教徒たちも抗議活動をしている)などの問題がある五輪はいかがなものかと思う。

 1989年の6.4天安門事件のような事態が起こるかもしれない。
 

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