2008年8月23日土曜日

タイ秘湯ツアー第3弾 その2







超有名サンカンペーン温泉

 8月15日、今日は終戦記念日だ。戦没者に手を合わせ黙祷。
 9:45に夜行列車でチェンマイに着いた。寝台車は快適であったが、長袖シャツを忘れてしまいタオルケット一枚では寒かった。今日はチェンマイに宿泊する予定で温泉探しには出掛けないが、初参加のMさんのためにチェンマイで一番有名なサンカンペーン温泉へ案内することになった。

 駅からソンテオに乗り、ナイトバザールの食堂街・アヌサーンマーケットの裏にあるランナータイ・ゲストハウスへ向かう。このゲストハウスは居酒屋どんきやランベル旅行代理店にも近く便利がいい。料金は一部屋350バーツ(エアコン付きは480バーツ)。チェンマイの夜は涼しいので扇風機で十分である。3部屋を取ってチェックイン。

 昼食はいつも使っている居酒屋どんきでカツ煮定食を食べる。食後はランベルツアーでトヨタ・ヴィオスを借りてサンカンペーンへ向かった。

 県道1006号線を走っているとMさんが、
「あっ、あれはキューリ畑や」
 と叫んだ。
「日本のキューリですか?」
「そうや」

 Mさんはかつて農業関係の仕事をしていたので、草木、花、農作物には詳しい。
「帰りに寄って新鮮なキューリをもらおう」
 そんな勝手なことを言っていた。

 サンカンペーン温泉は、私営のリゾート、ルン・アルン温泉と公営のサンカンペーン温泉とに分かれている。以前来た時には、ルン・アルンに入浴してのぼせてしまいサンカンペーンは足湯だけ入浴はしていない。今回は時間があるので、入浴することにした。

 入園料は40バーツ、2年前は確か15バーツだった。石油が上がると何でも高くなってしまう。ちなみにタイ人は半額の20バーツで、タイ人価格にしてもらうように値段の交渉をしたが駄目だった。

 この温泉は、間欠泉が勢いよく噴き出ている。湯量も多く源泉の温度も99度とかなり熱い。温泉タマゴも簡単にできてしまうほどだ。温泉タマゴは後にして、とりあえず入浴。

 個人風呂は1人30バーツの料金がかかる。ちなみにプールは50バーツ。かつては、木造の湯船があったのだが、壊れやすいのかコンクリートに木の湯船を埋め込んだものに変わっていた。そこに熱湯と水を流し込むのだが、お湯が熱すぎて入れない。お湯の蛇口を止めて水だけを流し、やっと入浴できる温度にした。

 温泉湯は硫黄泉で、お肌がつるつるになる。そして、身体の芯まで暖まる。山形県の蔵王温泉に良く似ている。10分ほどで出てきたが、汗がなかなか止まらなかった。ああ、いい湯だなぁ。

 帰りに先ほどのキューリ畑に立ち寄った。誰もいないので勝手に畑に入ってみると、黄色い花の根元に3センチほどの可愛いキューリが実っていた。
「まだ食べられないですね」
「そうやなぁ」

 これで今日の予定は終了した。その晩は、居酒屋どんきで日本食を食べながら一杯のんだ。山に入ったらタイ料理しか食べられない。和食の食いだめである。

 さぁ、明日から新しい温泉を探すぞ!

1 件のコメント:

baby さんのコメント...

nice blog and good pics