ドラム缶温泉
昨日は、ターク県のメーカーサー温泉を見学した後、メーソットの妖しげなホテルに宿泊した。1部屋450バーツのちゃんとしたホテルなのだが、どうして妖しげかと言うとボーイが盛んに女性を斡旋してくるからだ。私の顔を見ると「レディ レディ」と声をかけてくる。よほどスケベに見えたのだろうか?
夕食は洋風のレストランでピザ、スパゲティー、サンドイッチを食べた。毎日タイ料理では飽きてしまうから、たまには洋食を食べるのもいいだろう。その晩は、ボーイの誘いを振り切って? おとなしく眠った。
ツアー3日目は、まずターク県南部のポップラ郡の温泉へ行き、そこから北上してメーラマー郡の秘湯を探す計画を立てた。ウンパーン行きを断念したので行程に余裕ができた。そこで、せっかく国境の街に来たのでボーダーを見学することにした。
朝7時半にホテルを出発して、ボーダーへ行った。そこには、タイとミャンマーを結ぶ立派なコンクリートの橋が架かっていて、その橋の下にあるレストランで朝食を食べた。川の手前には、バズーガ砲のような武器を搭載した装甲車が止まっている。有事の際には出動するのだろうか? ただ、かなり老朽化しているので弾が出るかどうかは不明である。
タダの脅かしだったりして、タイだからありえないことはない。
朝食を終えて8時20分に出発。県道1090号線を南下してポップラを目指す。とてもいい道路である。
「これならウンパーンまで行けるかも」
Aさんがそう言った。
「行ける所まで行ってみますか」
ポップラの街に入り、すぐに温泉の場所を訊ねた。早めに訊かないと通り過ぎてしまうことが多いからだ。すると、すぐ近くにあった。これはラッキーだ!
山の斜面にある森林公園に入ると、水牛が何頭か草を食べていた。小高い丘の上から湯煙が見えた。ここがファイナムナック温泉である。
建物から人が出てきたので、
「個室風呂はありますか?」
と訊ねた。
「ないよ」
と彼は言った。
「シャワーはある?」
と訊くと、
「ここにあるよ」
そう言って、建物の横を指差した。
そこにはトタン板が立てかけてあり、奥にはドラム缶が2つ並んでいた。これがかけ湯なのか?
手を入れてみると丁度いい温度で、もうひとつのドラム缶は少し熱かった。
「ここに入ってもいい?」
「いいよ」
ここまで来たら入るしかないだろう。すぐに着替えてサンダルを履いたままドラム缶に入った。ドラム缶に入るのは初めての体験である。テレビ番組で、都会から山奥に移り住んで自給自足の生活をしている人が、ドラム缶にお湯を入れて入浴しているシーンを見たことがある。楽しそうに入っているが、実際はかなり狭く身体の大きい人は足を曲げられない。私も足を曲げることができず、下半身しか浸かる事ができなかった。これじゃ、半身浴だ。
入浴したのは私だけで、あとの3人は入らなかった。それでも私は大満足だった。源泉は丘の上ともう1ヵ所あり、溶岩の穴の中から湧き出ていた。大昔に火山の噴火があったのだろうか?
さて、最後の温泉へ行くか。
昨日は、ターク県のメーカーサー温泉を見学した後、メーソットの妖しげなホテルに宿泊した。1部屋450バーツのちゃんとしたホテルなのだが、どうして妖しげかと言うとボーイが盛んに女性を斡旋してくるからだ。私の顔を見ると「レディ レディ」と声をかけてくる。よほどスケベに見えたのだろうか?
夕食は洋風のレストランでピザ、スパゲティー、サンドイッチを食べた。毎日タイ料理では飽きてしまうから、たまには洋食を食べるのもいいだろう。その晩は、ボーイの誘いを振り切って? おとなしく眠った。
ツアー3日目は、まずターク県南部のポップラ郡の温泉へ行き、そこから北上してメーラマー郡の秘湯を探す計画を立てた。ウンパーン行きを断念したので行程に余裕ができた。そこで、せっかく国境の街に来たのでボーダーを見学することにした。
朝7時半にホテルを出発して、ボーダーへ行った。そこには、タイとミャンマーを結ぶ立派なコンクリートの橋が架かっていて、その橋の下にあるレストランで朝食を食べた。川の手前には、バズーガ砲のような武器を搭載した装甲車が止まっている。有事の際には出動するのだろうか? ただ、かなり老朽化しているので弾が出るかどうかは不明である。
タダの脅かしだったりして、タイだからありえないことはない。
朝食を終えて8時20分に出発。県道1090号線を南下してポップラを目指す。とてもいい道路である。
「これならウンパーンまで行けるかも」
Aさんがそう言った。
「行ける所まで行ってみますか」
ポップラの街に入り、すぐに温泉の場所を訊ねた。早めに訊かないと通り過ぎてしまうことが多いからだ。すると、すぐ近くにあった。これはラッキーだ!
山の斜面にある森林公園に入ると、水牛が何頭か草を食べていた。小高い丘の上から湯煙が見えた。ここがファイナムナック温泉である。
建物から人が出てきたので、
「個室風呂はありますか?」
と訊ねた。
「ないよ」
と彼は言った。
「シャワーはある?」
と訊くと、
「ここにあるよ」
そう言って、建物の横を指差した。
そこにはトタン板が立てかけてあり、奥にはドラム缶が2つ並んでいた。これがかけ湯なのか?
手を入れてみると丁度いい温度で、もうひとつのドラム缶は少し熱かった。
「ここに入ってもいい?」
「いいよ」
ここまで来たら入るしかないだろう。すぐに着替えてサンダルを履いたままドラム缶に入った。ドラム缶に入るのは初めての体験である。テレビ番組で、都会から山奥に移り住んで自給自足の生活をしている人が、ドラム缶にお湯を入れて入浴しているシーンを見たことがある。楽しそうに入っているが、実際はかなり狭く身体の大きい人は足を曲げられない。私も足を曲げることができず、下半身しか浸かる事ができなかった。これじゃ、半身浴だ。
入浴したのは私だけで、あとの3人は入らなかった。それでも私は大満足だった。源泉は丘の上ともう1ヵ所あり、溶岩の穴の中から湧き出ていた。大昔に火山の噴火があったのだろうか?
さて、最後の温泉へ行くか。
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