ツアー最終日の4日目は、隣の県ラチャブリまで足を伸ばす。チェンマイ大学の資料によると、ラチャブリ県のスワン・プーンには2ヵ所の温泉が記されている。そのうちのひとつは、露天岩風呂が有名な温泉である。
今日はラチャブリから戻った後、バンコクへ帰る予定なので朝7:30にチェックアウトをした。最後の朝食を食べて、荷物をピックアップトラックに積み込んで出発した。
本日の行程は、国道323号線から県道3089号線に出て、ラチャブリ市内の手前で県道3087号線に入る。それほど難しいルートではないと考えていたが、何度も道に迷ってしまった。タイの地図はいい加減だから、その通りに信じているととんでもない事になる。お陰で近道をしたつもりが、ラチャブリまで約120キロの道程を2時間以上もかかってしまった。何ということだ、帰りは近道など通らないで、遠回りでも国道を走ろう。
ラチャブリからは、県道3087号線スワン・プーンまで行く。道路の看板では53キロとなっている。1時間もあれば着くだろう。遅れを取り戻そうと、高速で突っ走った。
そろそろ50キロを越えた地点で、現地の人に温泉の場所を訊いた。そしてついに看板を発見した。そこには、『ボークレーン ホット スチーム』と書いてあった。普通は、ホット スプリング なのに、ホット スチームって大丈夫ですか?
とりあえず、看板を左折して山中を10キロほど走る。途中、村人に道を訊きながらやっと温泉公園にたどり着いた。182キロを3時間半もかけて走って来たことになる。時間はかかったが場所は分かったので、次回に来る時にはスムーズに来ることができるだろう。
駐車場に車を止めて、入り口のゲートで料金を払う。料金は何とひとり5バーツ、これは安い! これじゃ値切り交渉もできない。いい温泉を見つけたなぁ、そんな事を考えながら、露天風呂を目指して歩き出した。
森の中を5分ほど歩くと、私が今までに見たタイの温泉の中で最も大きな露天岩風呂が現れた。これは見事である。早速、友人2人は水着に着替えて入浴する。私は、その前に源泉を確認するためにお湯が流れている沢を登った。
数百メーター登ると、小さな岩風呂があった。それは、ネットで調べた時に見た温泉である。水苔で汚れていて、現在は使われていないようだ。さらに登って行くと、沢はなくなり地面からお湯が湧き出ていた。そのあたりが源泉であろうか。
写真を撮って沢を下り露天岩風呂に戻った。2人はすっかりくつろいで入浴している。私も着替えて湯船に入った。岩風呂の底には砂が敷かれていて歩きやすい。足が滑らないよう配慮して砂を敷いたのだろう。
お湯は癖のない単純泉で、温度は38度くらいで丁度いい。
「ここは一番いいですね。日本人向きです」
Sさんは絶賛していた。
確かに、ヒンダー温泉と同じくらいすばらしい温泉である。ツアー最後の締めの温泉で、みんなが喜んでくれて良かった。と思っていたら、おばさんがやって来て、
「入浴料はひとり50バーツです」
と言った。
「えっ、5バーツじゃないの?」
この温泉はキャンプ場の中にあって、先ほど支払ったのは入場料だった。入浴料は別で、外国人50バーツ、タイ人30バーツ。負けてくれるように頼んだが、駄目であった。だが、これだけの温泉だから50バーツでも高くはない。風呂から出て、おばさんに150バーツを支払った。
ここはキャンプ場に他に、大小のバンガローもありトイレ、更衣室、レストラン、売店も完備している。バンコクから3時間ほどで来ることができる。仲間を募ってバンガローに泊まり、盛大にバーベキュー・パーティーをしたいような温泉である。
今日はラチャブリから戻った後、バンコクへ帰る予定なので朝7:30にチェックアウトをした。最後の朝食を食べて、荷物をピックアップトラックに積み込んで出発した。
本日の行程は、国道323号線から県道3089号線に出て、ラチャブリ市内の手前で県道3087号線に入る。それほど難しいルートではないと考えていたが、何度も道に迷ってしまった。タイの地図はいい加減だから、その通りに信じているととんでもない事になる。お陰で近道をしたつもりが、ラチャブリまで約120キロの道程を2時間以上もかかってしまった。何ということだ、帰りは近道など通らないで、遠回りでも国道を走ろう。
ラチャブリからは、県道3087号線スワン・プーンまで行く。道路の看板では53キロとなっている。1時間もあれば着くだろう。遅れを取り戻そうと、高速で突っ走った。
そろそろ50キロを越えた地点で、現地の人に温泉の場所を訊いた。そしてついに看板を発見した。そこには、『ボークレーン ホット スチーム』と書いてあった。普通は、ホット スプリング なのに、ホット スチームって大丈夫ですか?
とりあえず、看板を左折して山中を10キロほど走る。途中、村人に道を訊きながらやっと温泉公園にたどり着いた。182キロを3時間半もかけて走って来たことになる。時間はかかったが場所は分かったので、次回に来る時にはスムーズに来ることができるだろう。
駐車場に車を止めて、入り口のゲートで料金を払う。料金は何とひとり5バーツ、これは安い! これじゃ値切り交渉もできない。いい温泉を見つけたなぁ、そんな事を考えながら、露天風呂を目指して歩き出した。
森の中を5分ほど歩くと、私が今までに見たタイの温泉の中で最も大きな露天岩風呂が現れた。これは見事である。早速、友人2人は水着に着替えて入浴する。私は、その前に源泉を確認するためにお湯が流れている沢を登った。
数百メーター登ると、小さな岩風呂があった。それは、ネットで調べた時に見た温泉である。水苔で汚れていて、現在は使われていないようだ。さらに登って行くと、沢はなくなり地面からお湯が湧き出ていた。そのあたりが源泉であろうか。
写真を撮って沢を下り露天岩風呂に戻った。2人はすっかりくつろいで入浴している。私も着替えて湯船に入った。岩風呂の底には砂が敷かれていて歩きやすい。足が滑らないよう配慮して砂を敷いたのだろう。
お湯は癖のない単純泉で、温度は38度くらいで丁度いい。
「ここは一番いいですね。日本人向きです」
Sさんは絶賛していた。
確かに、ヒンダー温泉と同じくらいすばらしい温泉である。ツアー最後の締めの温泉で、みんなが喜んでくれて良かった。と思っていたら、おばさんがやって来て、
「入浴料はひとり50バーツです」
と言った。
「えっ、5バーツじゃないの?」
この温泉はキャンプ場の中にあって、先ほど支払ったのは入場料だった。入浴料は別で、外国人50バーツ、タイ人30バーツ。負けてくれるように頼んだが、駄目であった。だが、これだけの温泉だから50バーツでも高くはない。風呂から出て、おばさんに150バーツを支払った。
ここはキャンプ場に他に、大小のバンガローもありトイレ、更衣室、レストラン、売店も完備している。バンコクから3時間ほどで来ることができる。仲間を募ってバンガローに泊まり、盛大にバーベキュー・パーティーをしたいような温泉である。
1 件のコメント:
1.stream
看板には "steam" ではなく、”stream" とあった筈。 「(熱い)水の流れ」という意味でしょう。
2.入場料 50THB
正確には、入場料が5THBで、奥の屋根つき露天風呂が50THBです。
どうか、取材は正確に!
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