2009年1月31日土曜日

タイ秘湯ツアー第4弾 その12







 クラビの滝湯 HOT STREAM

 パンガーの超高級スパ・リゾートを後にして、今夜の宿を探しにプーケット島へ向かった。プーケットは18年前に訪れて以来である。当時は、パトン・ビーチの近くで1泊100バーツのバンガローに泊まった記憶がある。今では100バーツの宿はないだろうが、500バーツくらいならあるかもしれない。

 パトン・ビーチの安宿街でゲストハウスを探したが、かつての面影はなく店やホテルが建ち並び、どこの安宿も1泊1200~1500バーツと高い。津波の影響で、造り直したのであろうか? 仕方なく諦めてプーケット・タウンへ行き、1泊250バーツの綺麗なゲストハウスを見つけて宿泊した。

 翌日(1月11日)はプーケット島を車で一周する予定だったが、同行した女性が夜の便でバンコクに帰ることになったので、島一周はキャンセルして早朝からプーケットを脱出してクラビへ向かった。その日は移動日と考えていたが、クラビの目玉の温泉へ行くことになった。

 クラビへ行く途中、タイ語の地図にサラゲーウという温泉が記されていた。これは、チェンマイ大学の資料にも載っていない。新しく発見された温泉なのだろうか? 温泉があるはずの村に入り、
「この辺に温泉はありますか?」
 と何度か訊ねたが、答えはすべてNO。ということは、この温泉マークはミスプリントであった。残念、無念!!

 クラビのアオ・ナンビーチへ行き、PKマンションという1泊500バーツのゲストハウスにチェックインした。部屋が2つしか空いていなかったので、2人で1部屋に泊まることになった。昼食を食べてから、クラビで一番有名な滝温泉へ向かった。

 国道4号線を東に走り、クロントム郡の中心から県道4038号線を左折した。しばらく走ると、『HOT STREAM(温かい小川)』の看板が現れた。これが有名な滝温泉である。

 ここは入場料90バーツ(タイ人20バーツ)、駐車場20バーツになっていた。タイの運転免許証を提示してタイ在住をアピールしたが、タイ人料金にはならなかった。客が少ない北タイの国立公園とは大分違う。

 入場料を払って中に入り、森の中の遊歩道を歩いて行くと、石を固めた大きな温泉プールがあった。まずは、ここで入浴。なかなかいいお湯であった。つづいて、さらに奥へ入って行くと、温泉が滝を流れて川に注いでいる場所があった。すばらしい雰囲気の温泉であるが、その日は日曜日だったので家族連れが多く満員御礼の状態で、子供たちのパラダイスになっていた。何とか子供たちを掻き分けて、滝壺に入浴した。ここは、平日に来なければダメだろう。

 滝温泉からさらに14キロほど山に入ると、エメラルド・プール(別名クリスタル・ポンド)という天然のプールがある。ここは温泉ではないが、クラビでは有名な場所なので訊ねてみた。

 入場料は200バーツと高かったが、仕方ない。森の中を30分ほど歩くと、エメラルド・グリーンの天然プールがあった。確かに綺麗な水であったが、ここも子供たちの遊び場になっていた。プールに入っている写真を写して、クラビへ戻った。

 

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