国王の栄誉を称える温泉公園
プッカオ温泉を後にして、われらタイ秘湯ツアー団は国道41号線を南下した。もう昼に近かったので、次の温泉へ行く前に腹ごしらえをしなければならない。国道沿いのスタンドの敷地内にある食堂でぶっ掛け飯をかきこんだ。
ツアー初日の2ヵ所目は、観光地図にも載っているラッタナコサイ温泉だ。地図にも載っているので簡単に見つかると思っていたが、これが大誤算だった。観光地図には国道44号線付近に書かれていたが、何と5万分の1の地図には国道44号線が載っていない。かなり古い地図なのだろうか? 国防省は何をやっているんだ! こんなことで国を守れるのか? それとも44号線は秘密の軍用道路ですか。とりあえず41号線を南下して、プーピン郡とバーンナードゥーム郡の郡境にあるターサートーン村を探した。
国道沿いの電気屋さんで地図を描いてもらったが、目印の工場が見つからずUターンを繰り返した。やっと村まで辿り着き、村人に何度もラッタナコサイ温泉の場所を訊ねた。そして、ついに温泉の写真入り看板を発見して何とか辿り着いた。そこは立派な公園で、表の看板には『国王の栄誉を称える温泉公園』とタイ語で書かれていた。これは由緒ある温泉公園だ。心して入らないといけないぞ!
車で園内に入ったが、ゲートはなく入園料も請求されなかった。温泉を探しながら走って行くと行き止まりになった。車を止めてあたりを見渡すと、芝生の向こうに石で固めたプールが見えた。あれが温泉か?
車から降りて温泉セットを持って近づいて行くと、やはりそれが温泉であった。プールは3段になっていて、上から下に流れるようになっている。チェンマイ大学の資料によると、源泉の温度は70度と記されている。これは期待できるぞ。
1番上の四角いプールはかなり熱く入ることはできない。2段目の丸いプールも手を入れるのがやっとの状態だ。3段目の四角いプールは少し熱いが何とか入れそうだ。早速、服を脱いで足を入れてみた。初めは熱く感じたが、入ってしまえば我慢できる。う~ん、なかなかいい湯だ! 冷たいビールがあれば最高なんだけど、そんなもの公園にはない。
またしてもみんなで騒いでいたら、ピクニックに来ていたタイ人たちが集まって来た。ひとりの少年が服の上からかけ湯をしていたが、大人たちは見ているだけで誰も入ろうとはしない。彼らにはこの温度(約43度)の温泉には入れないだろう。
この公園にはバンガローや屋根付きのプールも造られているが、まだオープンしていない。近日中に開放されると思うが、タイのことだからいつになるか分からない。タイ人も利用している綺麗な公園なので秘湯というわけにはいかないが、温泉としては合格である。
時刻は午後3時、もう1ヵ所回るとするか。
プッカオ温泉を後にして、われらタイ秘湯ツアー団は国道41号線を南下した。もう昼に近かったので、次の温泉へ行く前に腹ごしらえをしなければならない。国道沿いのスタンドの敷地内にある食堂でぶっ掛け飯をかきこんだ。
ツアー初日の2ヵ所目は、観光地図にも載っているラッタナコサイ温泉だ。地図にも載っているので簡単に見つかると思っていたが、これが大誤算だった。観光地図には国道44号線付近に書かれていたが、何と5万分の1の地図には国道44号線が載っていない。かなり古い地図なのだろうか? 国防省は何をやっているんだ! こんなことで国を守れるのか? それとも44号線は秘密の軍用道路ですか。とりあえず41号線を南下して、プーピン郡とバーンナードゥーム郡の郡境にあるターサートーン村を探した。
国道沿いの電気屋さんで地図を描いてもらったが、目印の工場が見つからずUターンを繰り返した。やっと村まで辿り着き、村人に何度もラッタナコサイ温泉の場所を訊ねた。そして、ついに温泉の写真入り看板を発見して何とか辿り着いた。そこは立派な公園で、表の看板には『国王の栄誉を称える温泉公園』とタイ語で書かれていた。これは由緒ある温泉公園だ。心して入らないといけないぞ!
車で園内に入ったが、ゲートはなく入園料も請求されなかった。温泉を探しながら走って行くと行き止まりになった。車を止めてあたりを見渡すと、芝生の向こうに石で固めたプールが見えた。あれが温泉か?
車から降りて温泉セットを持って近づいて行くと、やはりそれが温泉であった。プールは3段になっていて、上から下に流れるようになっている。チェンマイ大学の資料によると、源泉の温度は70度と記されている。これは期待できるぞ。
1番上の四角いプールはかなり熱く入ることはできない。2段目の丸いプールも手を入れるのがやっとの状態だ。3段目の四角いプールは少し熱いが何とか入れそうだ。早速、服を脱いで足を入れてみた。初めは熱く感じたが、入ってしまえば我慢できる。う~ん、なかなかいい湯だ! 冷たいビールがあれば最高なんだけど、そんなもの公園にはない。
またしてもみんなで騒いでいたら、ピクニックに来ていたタイ人たちが集まって来た。ひとりの少年が服の上からかけ湯をしていたが、大人たちは見ているだけで誰も入ろうとはしない。彼らにはこの温度(約43度)の温泉には入れないだろう。
この公園にはバンガローや屋根付きのプールも造られているが、まだオープンしていない。近日中に開放されると思うが、タイのことだからいつになるか分からない。タイ人も利用している綺麗な公園なので秘湯というわけにはいかないが、温泉としては合格である。
時刻は午後3時、もう1ヵ所回るとするか。
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