2009年1月27日火曜日

タイ秘湯ツアー第4弾 その9







新温泉発見か?

 スラタニ県の2日間の温泉めぐりは終了し、次に目指すはプーケットの北、アンダマン海に面したパンガー県である。ここは、映画『007 黄金銃を持つ男』の舞台になったピンガー島(俗称 ジェームズボンド島)で有名である。パンガーでは、3ヵ所の温泉を探すことになっている。

 1月10日、AM7時にチェックアウトして、縁起のいい朝粥を食べて8時に出発した。国道401号線を時速100キロですっ飛ばす。道は広く綺麗で、車はほとんど走っていない。まるで高速道路のようである。

 出発をして約1時間経過した時、左側にタイの温泉マーク(温泉というより噴水マーク)の標識を発見した。急ブレーキをかけて車を止め、バックして標識を確認した。温泉のマークに間違いないが、書いてある言葉が気になる。タイ語で『ボー ナム プッ』その下に英語で『NAM PHUT SPRING』と書かれていた。英語の方は、タイ語と英語の合成になっている。これは、『水が湧き出る泉』という意味になる。果たして温泉なのだろうか?

 標識の矢印に従って右折すると、休憩小屋がありその奥に池があった。これが新温泉か?
池の淵には石段が造られている。その石段を下りて、池に手を入れたらただの水だった。いわゆる湧き水だったのである。そういえば、標識にはローン(タイ語で熱いの意味)とHOTがなかった。新発見かと思ったのに、残念!!

 気を取り直して、パンガー県ガボン郡へ向かった。ガボンには2ヵ所の温泉がある。ロムマニー村に入り温泉の場所を訊ねたが、みんな言っていることが違っていてなかなか辿り着けない。そのうちに、ガイド役が現れてバイクで案内をしてもらった。

 彼は、森の中でバイクを止めて歩き出した。われらも車から下りて彼の後を着いて行く。5分ほど歩いて、源泉に辿り着いた。これじゃ説明できないし、聞いても判らないよ。

 源泉にはドカンが設置してあって、そこからお湯が流れていた。温度は63度もあり、入ることはできない。残念だけど、写真だけ撮って終了。苦労した割には、結果が伴わなかった。まぁ、秘湯探しにはこんなことはよくあることだから仕方がない。

 さぁ、次は温泉に入るぞ!!

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