2008年5月3日土曜日

インド苦行の旅




 いよいよゴールデンウィークも後半に入り、みんな旅行やショッピングなどで余暇を楽しんでいる中、ひとり図書館にこもっているのは、どこのどいつだ~~い。 私だよ!!

 次回作の校正、レイアウト、写真配分をしていて、連休どころじゃないんだよ!

 まぁ、世の人たちは日頃あくせく働いているから、正月、連休、夏休みは、高いお金を払って旅行に出掛けるのもいいだろう。こっちは、みんなが働いている間にのんびり休んでいるから、ストレスもたまらない。連休中はどこへ行っても、大混雑、大渋滞だけど、頑張ってください。

 昨年は、中国、チベットへ行って来て本も書いたけど、中国政府のチベット、ウイグルなどへの不当な弾圧が問題になって混乱が続いている。そこで、本の題名も変更しようと考えている。当初は「陸路で行く中国・チベットの旅」だったけど、「恐るべき! 中国の旅」がいいと言われた。現代の世相を反映した題名だね。

 ところで、中国、チベットのあとはどこへ行こうかと考えて、ついに結論が出た。仏教発祥の地、バックパッカーの聖地、インド(ネパールも含む)。現在、ガイドブックと時刻表を見ながら計画を練っている。どうせ行くなら1~2週間の短い旅ではなく、インド全域を巡る壮大な計画を考えている。旅行期間は何と、60日間。頭の中では、もうすでにインド亜大陸を10周以上も回っている。

 行程は、まずタイ・バンコクからバングラディシュ・ダッカへ飛ぶ。そこからはすべて鉄道とバスで移動する。先日、42年ぶりに再開したダッカ~コルカタ鉄道でコルカタ(旧カルカッタ)に入る。コルカタを基点として、左回りにインドを一周する。

 旅のテーマは5つ

1.四大仏跡を巡る~仏陀生誕の地ルンビニ(ネパール)、大悟の地ブッダ・ガヤー、初転法輪の地サールナート、入滅の地クシーナガル

2.インドの鉄道 ~60日有効のレイルパスを買って、ラージダーニ特急、シャタブディ特急、山岳鉄道のダージリン・ヒマラヤ鉄道、カルカ~シムラー鉄道、ニルギリ鉄道を制覇する。走行距離13500キロ

3.インドの温泉 ~マナーリ温泉、マニカラン温泉、ラージキル温泉

4.世界遺産を巡る~タージマハル、ガンガー、エローラなど18ヵ所の世界遺産を巡る

5.ダライ・ラマ法王に謁見~亡命チベット政府が置かれているダラムシャラーへ行き、ダライ・ラマ法王に謁見する。現在、法王の側近ペマ・ギャルポ氏にお墨付きを依頼中

 旅行中は、1泊200ルピー(約500円)の安宿に泊まり、夜行列車で14泊も車内 で寝る。食費も1日500円程度。これはまさに苦行の旅だ。

 旅の予算は、往復のエアー・チケットを含めて60日間で15万円。こんなツアー、HISでも無理だね。
 

1 件のコメント:

たけちゃんまん さんのコメント...

何時も楽しく拝見しています。
今度はインドですか。いいですね。
60日間とは・・・きっと何かがあり
楽しい、苦しい、驚き、怖い、ハプニング
等、でも、きっと人生最大の? 貴重な体験になる事でしょう。
今からこれが本になって出版される日を、楽しみに待っています。
(お金と暇と体力があれば、自分も一緒にいきたい。)