ツアー4日目、いよいよ今日は温泉へ出掛ける。ラオスにはいくつか温泉が湧いているそうだが、入浴施設が完備されているのは今回訪れる予定のナムホーン・リゾートだけらしい。いつもの秘湯探しとは違って、運転手を雇ってのツアーである。まぁ、詳しい地図もないし、右側通行だし、タイ語も完璧には通じないから仕方がない。
朝6時に起きてホットシャワーを浴び、7時に集合して朝食を食べに出掛けた。ゲストハウスのすぐ近くにあるお粥屋で朝粥と豆乳を食べた。ラオス語でお粥は『カオ・ピヤック・カオ』というが、この店では看板に日本語で『おかゆ』と書いてあった。日本人客も多く訪れるのだろうか?
8時半の約束が30分遅れて、9時にミニバスで出発した。運転は昨日交渉をした男で、その他にガイドと思われる年配の男と見習いのような若い男が乗ってきた。最近ではタイでも時間に正確になってきたが、ラオスでは昔のタイと同じく時間にルーズのようだ。時間に正確でなければ、経済の発展はないぞ!!!
ミニバスは、ゲストハウスの前の国道7号線を東へ向かって走り出した。だんだんと民家もなくなり山の中へ入って行く。途中で車を止めて、若い男と運転を替わった。
「おまえ運転免許を持っているのか?」
と訊くと、
「テスト テスト」
と笑いながら答えた。それを聞いた仲間のFさんは、
「ノー ノー ノー」
と真剣な顔で怒った。
「まぁ、いいじゃないですか」
若い男はノッキングをしながら500メートルほどゆっくりと車を走らせ、運転の練習は終わった。やれやれ。
温泉までは街から約70キロ、国道7号線をどこまでも真っ直ぐに走り、1時間半ほどで看板が見えた。そこを右に曲がり、5キロで到着した。なーんだ、これなら私でも来ることができる。ゲートでの入場料ひとり2000キープは旅行社が払ってくれた。
この温泉リゾートには入浴施設、宿泊施設、レストランがある。入浴の前に、まず源泉池を見学することにした。ガイド付きということだったが、旅行社の3人はさっさと入浴施設へ行ってしまい、われわれだけで森の中の源泉を見に行った。
源泉池はかなり広くて、周りには道が通っていた。中心部でブクブクとお湯が湧いている。池の淵に手を入れてみたら結構熱かった。42、3度はある。ということは、お湯が湧き出ているところの温度は50度くらいあるだろう。池をひと回りして写真を撮り、入浴施設へ向かった。
入浴施設は個室風呂で、ひと部屋に2つの浴槽がある。入浴料はひとり5000キープで浴室の使用は自由なので、ひとりひと部屋を使うことにした。蛇口をひねると勢いよくお湯が噴出した。これならすぐに浴槽がいっぱいになる。お湯の温度はちょうどいい温度で、水で薄める必要はない。森の中の温泉リゾートで、のんびりとラオスの温泉を味わった。
われわれが入る前に、運転手たちはすでに入浴を済ませていた。ガイドかと思っていた年配の男は、実は運転手の父親だった。仕事で温泉へ行くので、親父を一緒に連れて来たのである。親父を迎えに行っていたから、出発が遅れたのだろう。親孝行は立派だが、仕事のついでに親孝行するな、バカ!!
朝6時に起きてホットシャワーを浴び、7時に集合して朝食を食べに出掛けた。ゲストハウスのすぐ近くにあるお粥屋で朝粥と豆乳を食べた。ラオス語でお粥は『カオ・ピヤック・カオ』というが、この店では看板に日本語で『おかゆ』と書いてあった。日本人客も多く訪れるのだろうか?
8時半の約束が30分遅れて、9時にミニバスで出発した。運転は昨日交渉をした男で、その他にガイドと思われる年配の男と見習いのような若い男が乗ってきた。最近ではタイでも時間に正確になってきたが、ラオスでは昔のタイと同じく時間にルーズのようだ。時間に正確でなければ、経済の発展はないぞ!!!
ミニバスは、ゲストハウスの前の国道7号線を東へ向かって走り出した。だんだんと民家もなくなり山の中へ入って行く。途中で車を止めて、若い男と運転を替わった。
「おまえ運転免許を持っているのか?」
と訊くと、
「テスト テスト」
と笑いながら答えた。それを聞いた仲間のFさんは、
「ノー ノー ノー」
と真剣な顔で怒った。
「まぁ、いいじゃないですか」
若い男はノッキングをしながら500メートルほどゆっくりと車を走らせ、運転の練習は終わった。やれやれ。
温泉までは街から約70キロ、国道7号線をどこまでも真っ直ぐに走り、1時間半ほどで看板が見えた。そこを右に曲がり、5キロで到着した。なーんだ、これなら私でも来ることができる。ゲートでの入場料ひとり2000キープは旅行社が払ってくれた。
この温泉リゾートには入浴施設、宿泊施設、レストランがある。入浴の前に、まず源泉池を見学することにした。ガイド付きということだったが、旅行社の3人はさっさと入浴施設へ行ってしまい、われわれだけで森の中の源泉を見に行った。
源泉池はかなり広くて、周りには道が通っていた。中心部でブクブクとお湯が湧いている。池の淵に手を入れてみたら結構熱かった。42、3度はある。ということは、お湯が湧き出ているところの温度は50度くらいあるだろう。池をひと回りして写真を撮り、入浴施設へ向かった。
入浴施設は個室風呂で、ひと部屋に2つの浴槽がある。入浴料はひとり5000キープで浴室の使用は自由なので、ひとりひと部屋を使うことにした。蛇口をひねると勢いよくお湯が噴出した。これならすぐに浴槽がいっぱいになる。お湯の温度はちょうどいい温度で、水で薄める必要はない。森の中の温泉リゾートで、のんびりとラオスの温泉を味わった。
われわれが入る前に、運転手たちはすでに入浴を済ませていた。ガイドかと思っていた年配の男は、実は運転手の父親だった。仕事で温泉へ行くので、親父を一緒に連れて来たのである。親父を迎えに行っていたから、出発が遅れたのだろう。親孝行は立派だが、仕事のついでに親孝行するな、バカ!!
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