以前、日記にも書いたがインディー・ジョーンズの最新作、「クリスタル・スカルの王国」は先行上映で見てきた。65歳になったハリソン・フォードは昔と変わらない動きと演技がすばらしかった。映像は前回よりもパワーアップしていて、ぐいぐいと物語に引き込まれていった。まさにSF冒険映画の最高傑作である。
昨日、自宅前にできたバービア街でビールを飲んでいたら、女性の物売りがやって来た。野外でも室内でも物売りが来るのは、タイでは珍しいことではない。彼女はDVDを持っていて、私の前で数枚のDVDを開いて見せた。その中に、見覚えのある写真があった。
KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL
あっ、インディー・ジョーンズの最新作だ!
「これいくら?」
と彼女に訊くと、
「100バーツ」
そう答えた。
えっ、1週間前に日本で公開された最新作がもうタイで売られている。しかも、たったの330円で。多分、タイ語バージョンのDVDをコピーしたのだろう。何ということだ。
そういえば、昨年中国でも公開直後の「ダイハード5」が5元(約80円)で売られていた。ラオスでは、「武士の一分」が60バーツ(約200円)だった。これじゃ、映画会社、映画配給会社もお手上げである。
ところで話は変わるが、明日から久々に温泉探しの旅に出ることになった。今回は、「戦場にかける橋」で有名なカンチャナブリ県に足を伸ばす。カンチャナブリには、第二次大戦中に日本兵が発見したヒンダー温泉がある。そこには以前訪れたことがあるが、その他にも7~8ヵ所の温泉が湧き出ている。事前調査で入浴可能な温泉は3ヵ所で、あとはいつも通り出たとこ勝負の温泉ツアーだ。
当初、単独で行くつもりだったが参加者が2人増えて3名になった。頼もしい限りである。果たして、未開の秘湯は見つかるのだろうか?
インディー・ジョーンズが探し求めるお宝は聖杯やクリスタル・スカルだが、私のお宝はずばり「タイの秘湯」。これって、ライフワークになりそう。
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