2008年6月17日火曜日

檀家回り

 最近ではネットの普及により、ネット通販が増えている。書籍に関してもその例外ではない。しかしながら、われわれ書籍を供給する側にとっては、書店は大事な販売元であり、いわゆる檀家のような存在といえる。パタヤに戻る日も近づいてきたので、先日出版された拙書の店頭販売状況を視察に出かけた。

 まずは地元である東京・池袋界隈の書店を回ってみた。池袋にはかつて芳林堂という書店が幅を利かせていたが、バブルの影響で閉鎖されてしまった。現在では、大手3店が凌ぎを削っている。東武デパートにある旭日屋書店、西武デパートのリブロ、そして関西から殴り込みをかけたのがジュンク堂だ。

 旭日屋とリブロは平積みで10冊ほど置かれていた。有難いことである。ジュンク堂は巨大な本棚が中心なので平積みはなく棚挿しで5冊ほどあった。副都心線も開通したので、ぜひ地元池袋で売り上げを伸ばしてほしい。

 次は、有楽町線で有楽町へ向かう。駅前の交通会館にある三省堂では、狭いながらも6冊も平積みになっていた。ありがとうございます。隣のイトシヤのTSUTAYAにはまだなかったので、注文書を渡してきた。成田空港第一ビルのTSUTAYAさんには「タイだも~ん!!」シリーズをたくさん並べてもらっているので、多分ここも置いてくれるだろう。

いつも御贔屓にしていただいている八重洲ブックセンターでは、棚挿しと平積み(立てかけ)の両方で対応していた。丸の内オアゾにできた丸善本店では、棚挿し1冊であった。残念である。広いんだから平積みにして!!

 神田神保町の三省堂本店では、これまた平積みと棚挿しのダブル攻撃だった。書泉グランデ、書泉ブックマート、東京堂書店にはまだ並んでいなかったので、注文書を置いてきた。それから、すずらん通りの中国書籍専門店の内山書店と東方書店にもなかったので、注文書を渡してきた。まじめな本が多いので、並べてくれるかどうか判らないが。

 あー、疲れた。檀家回りも楽じゃないよ!

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