ピーピー島へ
秘湯ツアーは大きな成果を残して終了したが、まだ旅が終わったわけではない。アオナンビーチのPKマンションに戻ると、翌日のピーピー島へのツアーの予約をした。車は、宿の前の私道に置かせてもらうことにした。
ピーピー島のゲストハウスも予約しようとしたが、「クラビから予約すると高いから、島の桟橋で予約した方がいい」と言われた。今の時期はハイシーズンで観光客が多いけれど、大丈夫だろうか?
翌朝8時15分、表通りにソンテオが迎えに来てアオナンビーチのはずれの桟橋へ行った。桟橋には大勢のファランが待っていて、9時過ぎになると船に乗り込んだ。船室には座席があるがデッキの方に人気があり、デッキは山のような荷物とファランたちでいっぱいになった。我らは、後方のデッキを陣取った。
出発して20分ほどすると船はスピードを緩め、岩山に囲まれた湾のようなところで停まった。「景色を見るために10分ほど停まります」という船内放送が流れた。乗客は写真を写し出したが、その間に木造の渡し舟に乗ったファランが次々に乗り込んできた。もう、デッキは足の踏み場もない状態だ。
今から18年前、プーケット島から日帰りでピーピー島へ出かけた事がある。その時は雨季の最中で海は大荒れ、ピーピー・ドン島に辿り着くのがやっとで、ピーピー・レ島の観光はできなかった。そんな苦い思いでもあり、今回ピーピー・レ島まで足を伸ばす計画を立てた。
船は2時間でピーピー・ドン島に着いたが、そこはかつてのピーピー島とはまったく違ったイメージだった。木造の壊れそうな桟橋は立派なコンクリートの船着場に変わり、土産物屋が数軒しかなかった村は、コンビニやレストランが建ち並ぶ賑やかな繁華街になっていた。船着場の反対側のロ・ダラム湾はかつて幻想的なビーチだったが、今ではパラソルとデッキチェアが並ぶ普通の海水浴場になっていた。これじゃ、パタヤビーチと同じじゃん!!
パタヤもそうだが、18年の歳月が経てば変化するのは無理もない。映画『ザ・ビーチ』や津波の影響で知名度が上がり、世界中から観光客が押し寄せて来たからであろう。ある程度は予想をしていたが、何だか寂しい気持ちになった。
船着場で「安いゲストハウスはないか?」と交渉して、街から離れた山の中腹にあるバンガロー(1泊800バーツ)を予約して、チェックインした。山の中で蚊がいると思い、蚊取り線香を焚いて外出した。
昼食後は、大勢の人がいるロ・ダラム湾のビーチの隅の方で、シュノーケリングと釣りをした。これなら、パタヤのラン島のサメービーチの方が綺麗かもしれないなぁ。そんな感じがした。
夕日を見るため、ビューポイントへ足を運んだ。登り口からいきなり急な石段が続いている。これが結構辛かった。私は一足先に10分ほど休まず登り詰めた。すると、見晴らしのよい場所に茶店があったので、そこがビューポイントだと思い、腰掛けてコーラを飲んでいた。すると、ファランのお父さんが「ビューポイントはさらにこの上だよ」と教えてくれた、残念!! あとから来た仲間と一緒に、さらに10分ほど登りやっとビューポイントに辿り着いた。
そこからは、ピーピー・ドン島の桟橋があるトンサイ湾とロ・ダラム湾を望むことができる。北海道の函館山からの景色とよく似ていた。両方の湾の先に夕日が沈む様は、まさに絶景であった。でも、人が多すぎたのも事実である。完璧な観光地になってしまったから仕方ないか!!
秘湯ツアーは大きな成果を残して終了したが、まだ旅が終わったわけではない。アオナンビーチのPKマンションに戻ると、翌日のピーピー島へのツアーの予約をした。車は、宿の前の私道に置かせてもらうことにした。
ピーピー島のゲストハウスも予約しようとしたが、「クラビから予約すると高いから、島の桟橋で予約した方がいい」と言われた。今の時期はハイシーズンで観光客が多いけれど、大丈夫だろうか?
翌朝8時15分、表通りにソンテオが迎えに来てアオナンビーチのはずれの桟橋へ行った。桟橋には大勢のファランが待っていて、9時過ぎになると船に乗り込んだ。船室には座席があるがデッキの方に人気があり、デッキは山のような荷物とファランたちでいっぱいになった。我らは、後方のデッキを陣取った。
出発して20分ほどすると船はスピードを緩め、岩山に囲まれた湾のようなところで停まった。「景色を見るために10分ほど停まります」という船内放送が流れた。乗客は写真を写し出したが、その間に木造の渡し舟に乗ったファランが次々に乗り込んできた。もう、デッキは足の踏み場もない状態だ。
今から18年前、プーケット島から日帰りでピーピー島へ出かけた事がある。その時は雨季の最中で海は大荒れ、ピーピー・ドン島に辿り着くのがやっとで、ピーピー・レ島の観光はできなかった。そんな苦い思いでもあり、今回ピーピー・レ島まで足を伸ばす計画を立てた。
船は2時間でピーピー・ドン島に着いたが、そこはかつてのピーピー島とはまったく違ったイメージだった。木造の壊れそうな桟橋は立派なコンクリートの船着場に変わり、土産物屋が数軒しかなかった村は、コンビニやレストランが建ち並ぶ賑やかな繁華街になっていた。船着場の反対側のロ・ダラム湾はかつて幻想的なビーチだったが、今ではパラソルとデッキチェアが並ぶ普通の海水浴場になっていた。これじゃ、パタヤビーチと同じじゃん!!
パタヤもそうだが、18年の歳月が経てば変化するのは無理もない。映画『ザ・ビーチ』や津波の影響で知名度が上がり、世界中から観光客が押し寄せて来たからであろう。ある程度は予想をしていたが、何だか寂しい気持ちになった。
船着場で「安いゲストハウスはないか?」と交渉して、街から離れた山の中腹にあるバンガロー(1泊800バーツ)を予約して、チェックインした。山の中で蚊がいると思い、蚊取り線香を焚いて外出した。
昼食後は、大勢の人がいるロ・ダラム湾のビーチの隅の方で、シュノーケリングと釣りをした。これなら、パタヤのラン島のサメービーチの方が綺麗かもしれないなぁ。そんな感じがした。
夕日を見るため、ビューポイントへ足を運んだ。登り口からいきなり急な石段が続いている。これが結構辛かった。私は一足先に10分ほど休まず登り詰めた。すると、見晴らしのよい場所に茶店があったので、そこがビューポイントだと思い、腰掛けてコーラを飲んでいた。すると、ファランのお父さんが「ビューポイントはさらにこの上だよ」と教えてくれた、残念!! あとから来た仲間と一緒に、さらに10分ほど登りやっとビューポイントに辿り着いた。
そこからは、ピーピー・ドン島の桟橋があるトンサイ湾とロ・ダラム湾を望むことができる。北海道の函館山からの景色とよく似ていた。両方の湾の先に夕日が沈む様は、まさに絶景であった。でも、人が多すぎたのも事実である。完璧な観光地になってしまったから仕方ないか!!
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