日本に帰って来て、中国の話も書き終えたし、カンボジアの旅行記も終わってしまった。さて、どうしようか。今日は、天気もいいし暖かい。プロモーションに行くか。ということで、拙書『秘湯天国タイだも~ん!!』の宣伝に出かけることになった。
本と3月10日号のバンコク週報の記事「温泉を観光地開発」のコピーを持って、有楽町にあるTAT(タイ政府観光庁)に出向いた。受付の女性に、
「責任者の方はいらっしゃいますか?」
と訊ねると、
「所長は出かけております。2時間ほどで戻ります」
と言った。
」
「所長さんは日本人ですか?」
「所長さんは日本人ですか?」
と聞くと、
「タイ人です」
と答えた。所長は、タイ語と英語しか判らないらしい。
これは困った。どうやって説明しようか。まぁ、今日は時間もないし次回にしよう。
有楽町から東京駅までブラブラ歩いて、旅の図書館に入った。ここは、財団法人・日本交通公社が運営している図書館で、国内外の旅行に関する書籍、資料を揃えて公開している。
アジアのコーナーでタイ関係の本を探したが、私の本は一冊目の『タイ遊学王情報館』しかなかった。1時間ほどインド関係の本を調べてから、受付の女性に、
「私が書いた本を寄贈したいのですが」
と言うと、
「ありがとうございます」
と丁重に挨拶された。
本を差し出すと、
「タイだも~ん、ですね。ここにも置いてありますよ」
と言われた。本棚にはなかったが、誰かが見ているのだろう。
「ご参考にしてください」
そう言って、図書館を後にした。
東京駅から中央線に乗り、新宿に向かった。新宿には知り合いの旅行会社があり、挨拶に行った。その会社は旅人舎という会社で、以前、下川裕治氏の講演会で伺ったことがある。一応、アポイントを取って伺った。
「タイの温泉の本を出しましたので、お持ちしました。参考にしてみてください」
そう言うと、社長は、
「うちも主催旅行を始めたんだよ。タイの温泉は季節を問わずお湯が出るの?」
と言った。
お湯はたくさん出ているし、温度も十分入浴に適している。だが、設備、アクセスが今一歩であることを話した。そして、バンコク週報の記事を見せた。
「近い将来、タイでも温泉ブームが巻き起こりますよ」
社長は、その記事を食い入るように見ていた。
「是非、温泉ツアーを企画してください」
そう言って、会社を後にした。
さて、TATへはどうアプローチしようか? TATに入り込めれば、タイ航空にもコネができるかもしれない。 幼稚なタイ語とインチキ英語で通じるだろうか?
2 件のコメント:
アンコールワットの旅、すべて拝見しました。楽しい旅でしたね、写真の撮り方が,素晴しいでした。5月お待ちってます?
ありがとうございます。
アンコールワットは撮り尽くされているので、少し変わったアングルの撮影を心がけました。
新刊ができましたら、伺います。
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