アンコールワットの街シェムリアップに到着
タイからカンボジアに入国して、ポイペトからバスに乗って出発した。途中でエアコンが故障してしまった。よく見るとかなり古いバスで、床はベコベコだし天井から砂が落ちてくる。暑さに耐え切れず窓を開けたら、風と一緒に砂埃が入って来た。みんな、ハンカチやタオルでマスクをしてサングラスをかけた。まるで、砂漠を行く盗賊団のようである。それとも、怪傑ハリマオですか? (ちょっと古い)
バスは凸凹道を一時間ほど走ると、掘っ立て小屋の前で止まった。その小屋は売店で、トイレもあった。砂埃を払い、ペットボトルの水でうがいをしてトイレへ行った。友人は、裏庭にある井戸で顔を洗っていた。
乗客がバスから降りると、店の店員はバスを洗車した。これはサービスなのか。運転手は、エアコンのクリーナーをコンプレッサーで掃除している。これで直るのだろうか?
シェムリアップまではまだ3時間はかかるだろう。何か冷たい物でも飲むか。
カンボジアのアンコールビールは、1缶1ドル。コーラは、1缶0.5ドル。カンボジアの通貨はリエルで、1ドル=4000リエル=40バーツに換算される。1ドルは約100円だから40バーツ(約130円)は割高になる。これはドルの方が有利である。ドルで買い物をすると、リエルでお釣りがくる。彼らはドルが欲しいのだろうか?
長い間内戦が続いたカンボジアでは、いつまた内戦が始まるか分からない。国民は、政局が替われば紙くずになるかもしれないリエルよりドルを欲しがっている。ドルが主たる通貨で、リエルは補助通貨になっているのだ。
冷たいアンコールビールを買って一気に飲んだ。良くわからないけど、これがカンボジアの味だ。
30分後バスは出発したが、エアコンは直っていなかった。相変わらずの悪路で砂埃が入ってくる。仕方なく、怪傑ハリマオのスタイルでじっと耐えた。
しばらく行くと、一台のトラックが故障して路肩に止まっていた。荷台には大勢の人と荷物が積まれている。運転手はトラックの後ろに停車した。えっ、どうするの。まさかみんなを乗せてあげるの?
さすがに全員を乗せることはできない。橙色の袈裟を着た五人の僧侶だけバスに乗せてあげた。さすがは仏教国である。
僧侶を乗せたバスはひたすら悪路を走り、周りは日が暮れて真っ暗になった。すると、急に道が良くなってエアコンが効き出した。何だこれは? もしかしたら、悪路ではパワーが必要なのでわざとエアコンを切っていたのかもしれない。
やがて、街明かりが見えてきた。そう、シェムリアップの街である。大きなホテルやレストランもある立派な街だ。午後7時40分、やっとホテルに到着した。12時間の長旅、ご苦労さんでした。
SKY WAYという安ホテルにチェックインして、汗と埃だらけの身体をシャワーで洗い流した。時刻は午後9時。3人でサムロ(オート三輪)に乗りバータウンという繁華街へ繰り出して、3階建てのおしゃれなレストランで夕食を食べた。
隣のテーブルで鍋を食べていたので、同じものを注文した。それは鍋料理ではなく、土鍋で牛肉を煮て、それをライスペーパーに野菜と一緒に巻いて食べる料理だった。いわゆる、生春巻きである。
その他に、空芯菜炒めや鶏肉の炒め物などを注文した。タイ料理に似ているが、辛さはほとんどなく、どちらかというと甘い味付けだった。
さぁ、明日からアンコールワットだ。 頑張るぞ!
タイからカンボジアに入国して、ポイペトからバスに乗って出発した。途中でエアコンが故障してしまった。よく見るとかなり古いバスで、床はベコベコだし天井から砂が落ちてくる。暑さに耐え切れず窓を開けたら、風と一緒に砂埃が入って来た。みんな、ハンカチやタオルでマスクをしてサングラスをかけた。まるで、砂漠を行く盗賊団のようである。それとも、怪傑ハリマオですか? (ちょっと古い)
バスは凸凹道を一時間ほど走ると、掘っ立て小屋の前で止まった。その小屋は売店で、トイレもあった。砂埃を払い、ペットボトルの水でうがいをしてトイレへ行った。友人は、裏庭にある井戸で顔を洗っていた。
乗客がバスから降りると、店の店員はバスを洗車した。これはサービスなのか。運転手は、エアコンのクリーナーをコンプレッサーで掃除している。これで直るのだろうか?
シェムリアップまではまだ3時間はかかるだろう。何か冷たい物でも飲むか。
カンボジアのアンコールビールは、1缶1ドル。コーラは、1缶0.5ドル。カンボジアの通貨はリエルで、1ドル=4000リエル=40バーツに換算される。1ドルは約100円だから40バーツ(約130円)は割高になる。これはドルの方が有利である。ドルで買い物をすると、リエルでお釣りがくる。彼らはドルが欲しいのだろうか?
長い間内戦が続いたカンボジアでは、いつまた内戦が始まるか分からない。国民は、政局が替われば紙くずになるかもしれないリエルよりドルを欲しがっている。ドルが主たる通貨で、リエルは補助通貨になっているのだ。
冷たいアンコールビールを買って一気に飲んだ。良くわからないけど、これがカンボジアの味だ。
30分後バスは出発したが、エアコンは直っていなかった。相変わらずの悪路で砂埃が入ってくる。仕方なく、怪傑ハリマオのスタイルでじっと耐えた。
しばらく行くと、一台のトラックが故障して路肩に止まっていた。荷台には大勢の人と荷物が積まれている。運転手はトラックの後ろに停車した。えっ、どうするの。まさかみんなを乗せてあげるの?
さすがに全員を乗せることはできない。橙色の袈裟を着た五人の僧侶だけバスに乗せてあげた。さすがは仏教国である。
僧侶を乗せたバスはひたすら悪路を走り、周りは日が暮れて真っ暗になった。すると、急に道が良くなってエアコンが効き出した。何だこれは? もしかしたら、悪路ではパワーが必要なのでわざとエアコンを切っていたのかもしれない。
やがて、街明かりが見えてきた。そう、シェムリアップの街である。大きなホテルやレストランもある立派な街だ。午後7時40分、やっとホテルに到着した。12時間の長旅、ご苦労さんでした。
SKY WAYという安ホテルにチェックインして、汗と埃だらけの身体をシャワーで洗い流した。時刻は午後9時。3人でサムロ(オート三輪)に乗りバータウンという繁華街へ繰り出して、3階建てのおしゃれなレストランで夕食を食べた。
隣のテーブルで鍋を食べていたので、同じものを注文した。それは鍋料理ではなく、土鍋で牛肉を煮て、それをライスペーパーに野菜と一緒に巻いて食べる料理だった。いわゆる、生春巻きである。
その他に、空芯菜炒めや鶏肉の炒め物などを注文した。タイ料理に似ているが、辛さはほとんどなく、どちらかというと甘い味付けだった。
さぁ、明日からアンコールワットだ。 頑張るぞ!
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