2009年6月23日火曜日

バイクがピンチ その2







 先日、バイクの調子がおかしくなりプラグを交換してアイドリングを調整してもらった。ところが、その後も調子がいまいちで再度アイドリングを上げてもらい、騙し騙し乗っていたのだが、ついに走行中エンジンが止まってしまった。こりゃ、ヤバイぞ!!

 炎天下、バイクを押して30分歩き、路地裏の小さなバイク屋に辿り着いた。主人に訳を話すと、すぐに若い工員に指示を出した。工員は、泥除けなどを外して配線をチェックした。バッテリーは充分にあるのにエンジンがかからない。そのうち、ある部品を指差して「CDI、チェンジ」と言った。

 私は車やバイクのことはほとんど分からない。後で調べたら、CDIとは容量放電点火方式のことで、コンデンサに蓄えた数百ボルトの電圧をイグニションコイルに接続する回路とのこと。要するに、12ボルトの電圧を数百ボルトに増幅してコンデンサに蓄える装置である。これが壊れたら、エンジンはかからないし、点火しないから動かなくなる。

「その部品、いくら?」「520バーツです」「じゃ、交換して」
 交換しなければ直らないのなら、交換するしかない。

 工員は、バイクに乗って部品を買いに行った。主人と工員の2人で経営している小さなバイク修理屋だから、在庫品がないのだ。でも、本当にこの部品を換えれば大丈夫なんですか?

 10分ほどで工員は戻り、CDIユニットを交換した。すると、一発でエンジンがかかった。さすがご主人、いい腕してるね!

 バイクに乗ったら、以前と同じ走りが戻った。やれやれ、これでOKだ!

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