2009年6月28日日曜日

物価高で・・・

 ここのところ、タイの物価が上昇している。昨年の原油の高騰による物価上昇は、原油価格が元に戻った今でもそのままだ。ビール、タバコも値上げをした。タバコは吸わないから関係ないが、ビールの値上げは深刻な問題だ。大瓶一本で約5バーツほど高くなった。当然、バービアなどの飲み屋も値上げしている。その他に、クーポン食堂や屋台も高くなっている。年金等の一定の収入で生活をしている長期滞在者は、厳しい状況になっている。

 そんな状況の中で、朗報もある。昨年末の空港占拠事件で観光客が激減してしまい、タイ政府は3月5日から6月4日まで観光ビザを無料にした。ところが、その後もASEAN会議中止や豚インフルエンザ、世界的不況のため観光客は減っている。そこで、6月25日から来年3月4日までビザの無料化を延長した。

 さらに、航空会社の価格競争が始まり、バンコク~成田往復のシンガポール・エアーが何と、10900バーツ(45日FIX)になった。5年間のタイ生活の中で最安値である。早速、7月10日の便を購入した。これで観光客が増えてくれればいいのだが。

 最近、パタヤのバービアに「FOR SALE」の看板をよく見かける。このまま観光客が減り続けると、タイ経済は破綻するかもしれない。ていうか、バービアがどんどん姿を消して、パタヤからお姉ちゃんがいなくなっちゃうよ!!!

2009年6月23日火曜日

バイクがピンチ その2







 先日、バイクの調子がおかしくなりプラグを交換してアイドリングを調整してもらった。ところが、その後も調子がいまいちで再度アイドリングを上げてもらい、騙し騙し乗っていたのだが、ついに走行中エンジンが止まってしまった。こりゃ、ヤバイぞ!!

 炎天下、バイクを押して30分歩き、路地裏の小さなバイク屋に辿り着いた。主人に訳を話すと、すぐに若い工員に指示を出した。工員は、泥除けなどを外して配線をチェックした。バッテリーは充分にあるのにエンジンがかからない。そのうち、ある部品を指差して「CDI、チェンジ」と言った。

 私は車やバイクのことはほとんど分からない。後で調べたら、CDIとは容量放電点火方式のことで、コンデンサに蓄えた数百ボルトの電圧をイグニションコイルに接続する回路とのこと。要するに、12ボルトの電圧を数百ボルトに増幅してコンデンサに蓄える装置である。これが壊れたら、エンジンはかからないし、点火しないから動かなくなる。

「その部品、いくら?」「520バーツです」「じゃ、交換して」
 交換しなければ直らないのなら、交換するしかない。

 工員は、バイクに乗って部品を買いに行った。主人と工員の2人で経営している小さなバイク修理屋だから、在庫品がないのだ。でも、本当にこの部品を換えれば大丈夫なんですか?

 10分ほどで工員は戻り、CDIユニットを交換した。すると、一発でエンジンがかかった。さすがご主人、いい腕してるね!

 バイクに乗ったら、以前と同じ走りが戻った。やれやれ、これでOKだ!

2009年6月13日土曜日

バイクがピンチ


 2日前からバイクの調子がおかしい。サードで低速になるとノッキングを起こし、交差点で停止するとエンジンが止まってしまう。5年間故障もなしに走ってきたのに、いよいよ寿命が来たか?

 ノッキングを起こして停止してしまうのは、点火プラグが壊れたのかもしれない。そろそろオイル交換をしなければならないし、バッテリー液も補充しなければならない。行きつけのディーラーに持って行った。

 若いお兄ちゃんにエンジンの様子を話した。オイル交換をしている間に、プラグを交換した。ついでに、ヘッドライトも切れていたので、電球を交換。左のステップのゴムも裂けているので、これも交換した。バッテリー液を補充して、バッテリーを充電。

 その他、ブレーキやタイヤなども調整してもらった。パタヤの街中を走る重要な足なので、完璧に整備してもらった。オイル、電球、ステップ、プラグ交換、バッテリー液補充、充電で料金はいくらでしょう?

 日本だったら5000円くらいはかかるんじゃない。タイでは何と、320バーツ(約900円)でした。最近、タイでは酒、タバコが値上がりしている。ビールは日本の2分の1くらいの値段になってしまったが、機械の部品、工賃はまだまだ日本の5分の1くらいである。

2009年6月12日金曜日

パタヤが危ない


 WHOのマーガレット・チャン事務局長は11日夕(日本時間の12日未明)、新型インフルエンザの警戒度を現行の「フェーズ5」から、世界的流行(バンデミック)を意味する「6」へ引き上げると発表した。

 どうなるの、H1N1型インフルエンザ! これから冬を迎える南半球のオーストラリアで感染が1200人以上急拡大している。タイは常夏だから大丈夫だと思っていたら、ついにパタヤからも感染者が出てしまった。

 パタヤを団体旅行で訪れた台湾人2人が感染して、彼らが訪れた飲食店などの従業員の検診を行ったところ、21人の感染が確認された。こりゃ、大変だ!!! これからは、ホテル、病院、観光客が訪れるレストランなどには行かないようにしなければならない。もちろん、ファランが多いバービアやゴーゴーバーへも行かない方がいいだろう。

 ただ、私の場合は毎晩自宅でアルコール消毒をしているから大丈夫。でも、38度以上の熱が出たらタミフルちょうだ~い!!!

 

2009年6月8日月曜日

パパ、帰って来て~

 「タイで、日本人男性とタイ人女性との間に生まれた子供が、日本に帰国して消息不明の父親を捜すケースが急増し、社会現象化している」というニュースが入ってきた。

 5月中旬、タイ中部のピチット県で母親を亡くし、父親を捜すケイゴ君の話題が、地元メディアで連日報道され、世論の同情を集めたのが始まりらしい。在タイ日本大使館によると、同種の捜索依頼はこの半月で1件から22件に増加したようである。

 一夜の過ちを犯してしまった皆さん、お心当たりの皆さん、早く親子の名乗りを上げてください。息子、娘と涙の再会を心から望んでおります。でも、青い目をした金髪の子供に「おとうさん」なんて言われても困りますよね、 何ちゃって!!!

2009年6月7日日曜日

新しい釣り仲間







 先日、ランパーンの友人から突然電話があった。彼はかつて1年ほどパタヤに暮らしていたことがある。現在は、チェンマイのとなりのランパーンで奥さんと田舎暮らしをしている。チェンマイの日本人会で知り合った釣り好きの方がいて、大物釣りをしたいらしいとのこと。

 昨年の1月以来、大物釣りには出掛けていない。釣りとは関係はないが仲間が殺人事件を起こしてしまい、また、わがままで非常識な人間が増えたため計画を断念していた。今年4月でパタヤ生活6年目を迎えて、心機一転、新しい組織を作ろうとしていた矢先のことだった。

 バンサレー港からの大物釣りは、最低でも8名の参加がないと費用が高くつく。チェンマイの釣り仲間は現在4名で、パタヤでは私を含めて2、3名しかいない。というか、誘うことができる仲間は2、3名ということだ。まぁ、6人でも仕方がないか。

 大体の予算と1泊2日の釣行計画を立てて、チェンマイの釣り好きの方にメールを送った。ついでに、昔釣った魚の写真を参考までに添付した。そうしたら、電話がきた。
「こんな大きな魚が釣れるんですか? 私たちは20センチくらいの魚しか釣ったことがありません」
「まぁ、これはあくまでも参考にして下さい」
 と話したが、彼らは写真を見て夢中になってしまった。参加者も増えるらしい。

 こうなると、私もがんばらなければならない。何としても、大物を釣らせてあげたい。人数が確定したら釣り船の予約をして、宿の手配、釣竿と仕掛の準備をしなければならない。また新しい仲間と大物釣りができる。皆さん、楽しみにしていて下さい。

2009年6月3日水曜日

ラオスの温泉、松茸ツアー その9







 ウドンタニ市内に、長距離バスが停まるセントラル・バスステーションがある。その向かい側に40年以上営業している老舗のゲストハウスがあった。エアコンルームが1泊340バーツと安く、そこにチェックインした。フロントの女将さんからバービア街、食事処の情報を得て、7時に出掛けた。

 セントラル・デパートがあるショッピング・コンプレックスの手前の信号を右折すると、市場が3つあった。そこの屋台村で、魚のフライや海老のアスパラ炒めなどを注文して夕食を取った。食後は、バービア街へ繰り出した。

 ソイ・ファランという通りを入って行くと、『Udon Day&Night』という看板があった。その奥はアーケードになっていて、両側にバービアが20軒ほど並んでいた。中に入ってひと回りしたが、女の子も少なく、客もまばらだった。昨年末の空港占拠事件や、今年4月のASEAN会議中止事件などで観光客が減ってしまったのかもしれない。

 あるバービアの前で、日本人から声をかけられた。その男は、友人の店の手伝いをしていると言っていた。女の子も大勢いたので、その店に腰を下ろした。ビールを頼んで、となりに座った女の子と話をした。気になるお値段の話では、Sが1000バーツ、Lが3000バーツだった。これは高い! やる気満々のFさんだったが、相場がパタヤよりも高いので諦めた。やっぱり、パタヤが一番いいなぁ!!

 その晩は、もう1軒バービアに立ち寄ってゲストハウスに戻った。みんな旅の疲れも出ていたので、部屋でウィスキーを飲んで11時に解散した。

 翌朝、8時半のバスに乗ってパタヤに向かった。所要時間は11時間くらいだから、夜7時半には着くだろうと思っていたら、またしても途中でアクシデント。バスがガソリンスタンドで給油して道路に出ようとしたらエンジンが止まってしまった。何やら、ギアーが2ヵ所に入ってしまって動かなくなったようだ。

 エンジニアを呼んで修理をして、1時間40分後に出発した。パタヤに着いたのは夜の9時だった。やれやれ、最後までトラブルに見舞われた旅だった。お疲れ様!!

2009年6月1日月曜日

ラオスの温泉、松茸ツアー その8







 ポーンサワンでの2日間は、あっという間に過ぎてしまった。松茸三昧の夢は叶わなかったけれど、松茸に関する充分な情報を得ることができた。温泉もジャール平原も楽しい思い出となった。次回は、ここからベトナム・ハノイへ行ってみようと考えている。

 夜行バスでビエンチャンに戻り、早朝に定宿のゲストハウスにチェックインした。2人の仲間は昼まで休んだが、私は眠る暇もなくシャワーを浴びてビザ申請に出掛けた。50分前に領事館へ行ったらすでに長蛇の列、番号は214番だった。

 申請を済ませてゲストハウスに戻り、3人で餃子専門店へ出掛けた。遼寧餃子館は餃子だけではなく、本格的な中国料理の店だった。ビールを飲んで水餃子、焼き餃子、麻婆豆腐などを腹いっぱい食べて111000キープ(約1300円)。味もしっかりしていて、値段も安くていいねぇ。

 食後は市内観光をした。まずは、ラオスのシンボル・タートルアンを見に行った。なだらかな丘の上に建つ高さ45メートルの黄金の塔。タイの仏塔とは少し違った形をしている。日陰がないので暑い、暑い! 炎天下でFさんがダウン寸前だった。

 次は、パリの凱旋門をモデルにしたパトゥーサイ(戦没者慰霊塔)。みんな暑さでバテ気味なので、記念写真を撮ってサムロでゲストハウスに戻った。エアコンが効いた部屋で夜まで休憩。

 夕食は、飲茶とラオス風生春巻きのはしごをした。食後は、メコン川沿いの屋台レストランを冷やかした。川沿いをブラブラ歩いていると、日本語で声をかけられた。日本人が経営しているレストランのようだ。ビエンチャン在住の日本人が多いのだろうか? それとも日本人観光客向けの店なのかもしれない。

 翌日、モールに友人2人と荷物を残して、パスポートを受け取りに領事館へ行った。10時45分に到着したら、まだ誰も並んでいなかった。それもそのはず、受け取りは午後1時からだからである。一番乗りとはいえ、炎天下で2時間以上も待ち、やっとビザのシールが張られたパスポートを受け取った。

 サムロに乗り急いでモールへ行き、3人で向かいのバスターミナルの窓口に行ったが、2時発のウドンタニ行きのバスは満席だった。仕方なく2時半発のノーンカイ行きのチケットを買った。今夜はパタヤへ直行せずに、ウドンタニに泊まる。どうしてかというと、ウドンタニには、ファラン向けのバービア街があると聞いたからだ。これは見過ごす訳には行かない。Fさんもこれには賛同してくれた。個人的にはいつもウドンタニは素通りしているので、一度は泊まってみたかった。

 今夜はウドンタニのバービア街に繰り出して、パーっと遊ぶぞ!!