2009年4月29日水曜日

パタヤビーチが大変身 その2


 先日、4月24~25日にパタヤビーチのパラソルとデッキチェアーが撤去された事件の真相が分かった。政府と地元観光業界主催による海中エアロビクス大会が開かれたのだそうだ。そのために、ビーチにある障害物を一時的に撤去して清掃をしたのだ。

大会当日の25日はビーチロードが北から中央まで通行止めになり、ビーチへ抜けるソイも遮断された。そのため、セカンドロードやセントラルロード、サードロードまで渋滞が広がった。

 海中エアロビクス大会では2047人が参加して、最も大規模な海中エアロビクス大会として、ギネス世界記録に認定されたそうだ。これは、単なる話題づくりのためのイベントじゃないの? パタヤ市は財源が豊かだから、簡単にこんなことができちゃうんだよね。

 でも、こんな記録はすぐに破られちゃうよ。だって、ビーチにエアロビの格好をした人を集めて、足だけ海水に浸かってエアロビをすればいいだけの話だもん。人が集まるワイキキビーチとか九十九里海岸で、参加者に記念品を配ると言えばいくらでも人は集まるよ。

 まぁ、パタヤが有名になるのは嬉しいことだけれど、あまり騒がしくしないで欲しいものだ。

2009年4月25日土曜日







 タイの旧正月・ソンクランは通常4月13日~15日だが、パタヤでは毎年18、19日に盛大に水掛けが行われる。その間の16~17日はどうかといいと、バービアの前などでは馬鹿ファランや子供たちが水掛けをしている。要するに、13~19日まで水掛けは続くのである。

 私は今年も不戦勝で、メインの19日は部屋から一歩も外へ出なかった。もう何度も参戦しているから珍しくもないし、疲れるだけなので、エアコンの効いた部屋で朝からビールを飲んで映画を見ていた。

 水掛けも終わり静かになったパタヤでは、24日、ビーチからパラソルとデッキチェアーが突然姿を消した。どうしたんだろう? ビーチロードでは、車、バイクは駐車禁止になり、何か作業をしている。ボランティアの人たちが一斉に清掃をしているようだ。何かイベントがあるのだろうか? この時期には何もないはずだが。

 それにしても、デッキチェアーとパラソルがないと広々としていい雰囲気のビーチになるものだ。これからは、ずっとこのままにしておいた方がいいんじゃない!!

2009年4月18日土曜日

タイの政争 泥沼化

 タクシン派による国王側近包囲デモ、APEC会議の中止など一連の抗議行動は14日に集結をしたが、今度は泥沼の戦いが始まった。タクシン派によるタイ国王枢密顧問官暗殺未遂事件の報復としてなのか、チャオプラヤ川にタクシン派の2遺体が上がった。

 すると今度は、反タクシン派の大御所・ソンティ氏が狙撃されて九死に一生を得た。いずれの事件も、陰でプロの殺し屋が暗躍しているに違いない。日当500バーツのデモで効果がなければ、手っ取り早い殺し屋を使うしか手がないのか。タイも恐ろしい国になったものだ。

 騒ぎの張本人・タクシン氏はタイ政府からパスポートを破棄された。もう、タイ人として海外へ行けないことになる。要するに、タイ国から見放された棄民である。AFP通信によると、ニカラグアの旅券で動いているらしい。ニカラグアは、中米の人口560万人の小さな国である。タイ王政を廃止して、タイ全土を乗っ取り、タイを支配しようとしている男にしては、何とも情けない話である。

 この騒ぎはまだまだ続くであろう。そのうちに軍隊とデモ隊が衝突して、流血事件になるかもしれない。そうなれば、タイの国際的信用は失墜し観光客が激減して、タイ経済にも大きな打撃を与えることになる。早く、国王の鶴の一声を!

 一方、パタヤでは今日から本格的な水掛け戦争が始まった。今年はどんな装備で参戦するか、まだ迷っている。あー、パタヤは平和だなぁ!!

2009年4月14日火曜日

非常事態宣言 発令

4月10日~12日にタイ・パタヤで開催される予定であったASEAN会議をタクシン派の赤シャツ軍団が中止に追い込んだことを受けて、4月12日、バンコク全域、サムットプラガーン県、パトゥムターニー県、ノンタブリー県、ナコンパトム県及びアユタヤ県の一部に非常事態宣言が発令された。

 非常事態宣言の関連勅令の規定では、同地域にて「5人以上の集会の禁止」「報道の検閲」「交通の規制」「指定場所への立ち入り禁止」等が行われることになっている。パタヤのロイヤルクリフ・ホテルに引き続き、能無し赤シャツ軍団がバンコク周辺で大暴れをしている。

 一体何が彼らを駆り立てるのか? 現政治体制への不満か? 30バーツ医療を行ったタクシンへの忠誠心か? 国家権力への挑戦か???

 いや、違う。彼らは単に金欲しさに動いているだけだ。今はちょうどソンクランだから、水掛け祭りのノリで暴れているのだろう。貧しい農家で生まれ、小学校4、5年生で世に出て働いてきた人たちだ。ソンクランは水しか飛んでこないが、軍隊を相手にしたら水ではなく実弾が飛んでくるぞ! 僅かな日当と命を引き換えにするのか?

 イサーン出身の友人の女房に地元の警官から「日当300バーツでデモに参加しないか?」という電話があった。彼女は「500バーツならいいよ」と答えたらしい。

 情報通によると、タクシン派の日当は500バーツらしい。ということは、仲介者の警官が200バーツをピンハネしているのだ。10人集めれば2000バーツになる。いい商売だ。やはり守銭奴の大悪党に群がってくる奴等は、金目当ての小悪党である。これが、赤シャツ軍団・タクシン派の実態である。

 それにしても、よく金が続くものだ。1日500バーツで1万人を動員すれば500万バーツの出費だ。それに加えて、赤シャツ代、弁当代もかかるだろう。10日~14日の5日間で、日当だけで2500万バーツ以上かかっていることになる。その他に、タクシン派幹部への給料、枢密顧問官の暗殺費用(150万バーツ)、軍人、警官、政治家の買収費用などなど。まるで、アメリカ禁酒法時代のシカゴのボス、アル・カポネのようである。

 この政争は、いつになったら集結するのだろうか? タクシンだって無限に金があるわけではない。その大部分はタイ政府に押さえられているし、収入もない。現在はお尋ね者の逃亡生活で、いろいろと金もかかるだろう。

 タクシンの財産が底をつくか、国王の鶴の一声が出れば、この政争は集結するだろう。

2009年4月9日木曜日

もう最後は近い


昨日のタイ発ニュース速報に続いて、今日もタクシン関連の報道が3つあった。
① タイ国王顧問暗殺容疑、陸軍大尉ら4人逮捕
② タクシン派、国王側近宅を包囲
③ 保守派VSタクシン派、出口見えないタイ政争

 金の力に任せて、殺し屋を雇い暗殺を企てる。弁当と日当欲しさに集まった「タクシン派」を使ってデモをしたりプレム枢密院議長宅を包囲する。数万人規模のデモになると、弁当代、日当も大変だろう。集会が終われば演歌歌手が来てコンサートですか。果たして、金の力でタイ国を乗っとることができるだろうか?

 ニュースには、逮捕された陸軍大尉は上官から150万バーツでチャーンチャイ氏の殺害とバンコク都内の銀行への放火を請け負い、別の3人に60万バーツで仕事を依頼したと書かれている。この陸軍大尉を尋問すれば、金の出所が判る。そうなれば、芋ずる式にタクシン派の軍人を逮捕できるだろう。もう、時間の問題だ。

 この事実を受けて、タクシンの子供3人と義弟のソムチャーイ前首相らはタイを出国した模様だ。近いうちに、タクシン派による爆弾テロが起きて、軍隊が出動して血の雨が降り、政争は終結するのではないだろうか?

 いずれにしても、もうタクシンの最後は近いだろう! だって、タクシンはスーパーマンではありませんから!!
 

2009年4月8日水曜日

タクシン氏 人気絶好調!

 本日4月8日のタイ発ニュース速報では、タイの元首相タクシン氏関連のニュースが6件も掲載された。犯罪者で国際指名手配されているのに、人気が高まっているのかと思ってよく読んだら、そうではないらしい。

①タイ国王顧問の暗殺容疑、3人逮捕
  チャーチャン枢密顧問官の殺害を企てた容疑でタイ人の男3人を逮捕した。ニュースにはタクシンの名前はないけど、タクシンの差し金に違いない。

②タクシン派、首相車のガラス割る
  アピシット首相は無事だったが、運転手が軽いケガをした。こんな幼稚なことをしても、タクシン派が政権をとることなどできないよ。

③タクシン派、8日に大規模集会
  また国際電話で演説ですか? 勝手にやれよ、赤組さん

④タイ国王顧問「タクシン氏は王政廃止狙う」
  これは、ピジット顧問官の主張であるが、タクシンが王室に喧嘩を売っていることは間違いない。タイで王室に逆らえばどうなるか、判らないほど馬鹿なのか?

⑤タイ外相、各国大使にタクシン氏受け入れ拒否を要請
  犯罪者だから当然だが、金欲しさに受け入れる国が多いんだよな。「諸外国のみなさん、玄関先で追い返してください」

⑥退役軍人ら、タクシン氏逮捕に賞金100万バーツ
  生け捕りにしてタイに連れて来れば100万バーツもらえる。褒賞金は実業家が出すらしい。ついに『WANTED』だ! お尋ね者のタクシンを早く捕まえてください。

 以上、私見いっぱいのニュースでした。

2009年4月2日木曜日

日本は寒いよ その2

 今日は風が強く、夜はめちゃ寒かった。夜に出かけたんだけど、あまりに寒いのでダウンジャケットを着てしまった。まるで、真冬と同じだ。これじゃ、咲き始めた桜も散っちゃうよ!! そうそう、桜の写真を撮らないと。タイ人たちに見せてあげるんだ。本当は、桜の木下に芸者がいれば最高なんだけど、それは無理だね。

 焼酎はお湯割りで飲んでいます。昨晩の食卓は、鶏つくね鍋でした。寝る時には靴下を履いています。いつの間にか、すっかり南国育ちになってしまった。早くパタヤへ帰りたいよ! そろそろ花粉症が出そうだし。

 タイに戻れば旧正月のソンクランだ。通常は13~15日だけど、パタヤは何故か18、19日になっている。昨年は参加しなかったので、今年は水掛祭りに参加しようかな。参加するには覚悟がいるぞ。水中眼鏡に水鉄砲、水着で出かけなければならない。水をかけられる前にかける。例え相手が女・子供でも、決して手を抜いてはならない。やるかやられるかだ。そう、水掛祭りとは名ばかりで、実弾を水に変えたゲリラ戦なのである。

 寒いので、お湯割りを飲んで寝ます。

2009年4月1日水曜日

日本は寒いよ

昨日、帰国しました。成田空港に着いたのは午後8時を回っていた。長袖シャツとジャージしか着ていなかったけれど、それほど寒いとは思わなかった。ところが、自宅に帰って一息したら寒くなってきた。多分、緊張をしていたのか、それとも荷物を持っていたためだろうか?

 夜は、布団と毛布をかけても寒かった。パタヤではエアコンを26度に設定して、タイマーをかけて寝るのだが、タイマーが切れると暑さで目が覚める。ずいぶん差がある。トイレも近い、冷えるからだろう。

 今日、外科医に左肩を診てもらった。昨年、インド旅行で痛めた古傷である。もう3ヵ月も薬を飲んでいるのに治らないので、炎症止めと痛み止めの注射を打ってもらった。関節の注射は時間がかかり、ちょっと痛い。まぁ、痛いといっても、『死刑宣告』をされるよりましかと思って我慢した。

 明日は天気になりそうなので、買い物と用事を済ませて図書館へ行く。原稿を書かなければならない。何とか、ソンクランまでには帰れそうかな!