2009年8月10日月曜日

パタヤの新名所 その1







今年の初め頃の話ですが、パタヤのスクムビット通りにパタヤ・フローティング・マーケットができました。なかなか行く機会がなかったのですが、先日友人が来た際に見に行って来ました。

 フローティング・マーケットと言っても川や運河があるわけではなく、観光用に大きな池を造り、そこに建物を建てて土産物、食べ物などを売っているのです。もちろん、手漕ぎの船に乗って回ることもできます。

 園内はかなり広く、山羊や象もいます。週末はバンコクから観光バスでお客が訪れていました。タイ人の遊び場でしょうか? 入園は無料(船は有料)なので、パタヤに来た際には是非立ち寄ってみてください。

2009年7月24日金曜日

昨日戻りました

 一時帰国からあっという間の12日間が過ぎ、今月いっぱいで廃航になるシンガポール航空(バンコク・成田間)に乗ってパタヤに戻りました。シンガポール航空はお酒のお替りはどんどん持って来てくれるし、機内食(和食)はうな重が出て、とてもサービスがよかったので廃航は残念です。

 東京は梅雨明けしたものの、相変わらず蒸し暑かった。一方パタヤは、気温は東京と変わりないけども、風があるから爽やかで過ごしやすい。やっぱりパタヤはいいなぁ! 今夜は仲間と焼肉パーティーだ。

 とはいえ、遊んでばかりもいられない。早くインドの原稿を書き終えなければ・・・。NOISEやバンコク・シティー・ファインダー、恵庭市民文藝の原稿もあるし、がんばらなくっちゃ!!!

2009年7月20日月曜日

死んでも戦う

 タイの元首相で、国有地購入をめぐる権力乱用で禁固12年の実刑判決を受け、国際指名手配となっているタクシン氏。野党プアタイのスラポン下院議員が17日、潜伏先のドバイでタクシン氏にインタビューをした。自身の今後については、死んで魂になっても戦うと述べ、反タクシン派への反撃を止めないと宣言した。

 相変わらず王室には忠誠を誓っているが、これは彼の言動からもパフォーマンスと分かる。いずれにしても今のところはタイに戻ることはできないから、逃亡先から遠隔操作で金をばら撒き選挙で勝つことを望んでいるのだろう。暗殺者を送り込んで保守派の支援者を殺そうとして失敗し、もう巻き返しは無理だと思う。

 政治家としてやり直したいのなら、まず帰国して潔く刑を受けるべきだ。でも、その前にタイに入国した瞬間に返り討ちに遭うだろう。「死んでも戦う」って言っているんだから、早く死んでもらいたい!!! 亡霊になってタイを呪えばいいんだ。

2009年7月10日金曜日

新しい釣り仲間 その4







 雨季の大物釣りは初めてで天候が心配であったが、今宵は波もなく海は穏やかだった。今回はチェンマイの人たちのサポート役をしなければならないので、眠るわけにはいかない。というか、まだ一匹も釣れていないので、眠ることもできない。レッド・ブルというカフェインの強い清涼飲料水を飲んで、眠気と戦いながら竿先をじっと見つめ続けた。

 海は穏やかだったが海底の潮の流れは速くなり、魚信が取りにくくなった。270グラムの錘を2つ付けても流されてしまう。厳しい状況下で数回釣り場を変えたが、私の竿はピクリともしなかった。この調子だと、今夜は坊主か?

 やがて白々と夜が明け始めた頃、やっと魚信があった。すぐに合わせてゆっくりとリールを巻き取り、久々の感触を楽しんだ。獲物は30センチのハタ、大物とは言えないが何とか面目は保てた。

 夜が明けると回遊魚のポイントへ移り、イトヒキアジを狙った。私も一匹釣り上げることができた。仲間の中でまだ一匹も釣り上げていなかった方も中型のコロダイをヒットした。これで全員が釣ったことになる。よかった、よかった!!

 私の釣果は、ハタ、イトヒキアジ、小型のコロダイ2匹、あまり自慢はできないが、何とか役目は果たすことができた。全体では、30センチ超が20匹くらいであろうか。この時期にしてはまずまずの釣果である。

 夕方4時に帰港してホテルに戻り、その晩は獲物を持って日本料理店へ行き祝杯を挙げた。コロダイとイトヒキアジは刺身にしてもらい、半分は寿司を握ってもらった。フエダイは煮魚にして食べた。チェンマイの皆さん、ご満足いただけましたでしょうか?

 今回は夕方出発の一昼夜の釣りだったので獲物が少なかったが、次回は乾季の11月頃に2泊3日もしくは早朝出発の1泊2日でチャレンジしてもらいたい。超大物は約束できませんが、50センチクラスであれば数だけは釣れると思います。

 どうも、お疲れ様でした!! また遊びに来てください。

2009年7月9日木曜日

新しい釣り仲間 その3







 キャプテン・モッドの船はペンキを塗り替えて、ピカピカに輝いていた。モッドは、タイ人にしては珍しいほど几帳面で綺麗好きな男である。甲板にイカのスミが落ちるとすぐに海水で洗い流して、あっという間にタワシで磨いてしまう。タイ湾の釣りのポイントには詳しく、釣りの腕前も超一流。一番信頼できるキャプテンだ。

 みんな乗船すると、予想以上に綺麗で大きな船に満足していた。船は5時10分前に出港し、1時間ほど走って餌のイカを獲るポイントに到着した。まずはそこで小物を釣った。15~20センチほどのイトヨリダイ、プラデーン(イトヨリダイの仲間)など、暗くなるまで軽いウォーミングアップで釣りを楽しんだ。これらは、明日のご飯のおかずになる。

 午後7時、魚信(アタリ)がなくなったので竿を上げて、夕飯を食べた。おかずはオムレツとグリーンカレー。ちょっと少なかったので、釣り上げたイカを刺身にしてもらって一緒に食べた。食後は仮眠をして、深夜の大物つりに備えた。

 午後10時半、イカ漁が始まった。電灯で小魚を集めて、その小魚を狙って来たイカを網ですくうのである。これを2回やって11時半に出発し、1時間走って最初のポイントに着いた。みんなにセットした竿を渡して大物釣りをスタート。私はみんなのサポート役なので、みんなが見渡せるおおともの左側に座った。みんな一斉に2本針の仕掛にイカを付けて海に落とした。

「初めはなかなか釣れません。竿に魚信があっても早合わせしないでください。魚がイカを飲み込んで、竿先が大きく曲がったら合わせてください」

 初心者だからすぐには釣れないと思っていたら、何と5分も経たないうちにとなり人にヒット!!
「ゆっくり巻き上げてください。根魚は途中でダウンしますから」

 水面に上がってきたのは、60センチクラスのコロダイだった。
「釣れました、本日の第1号!! コロダイです」

 喜びもつかの間、左舷の人もヒット! 同じくコロダイ。2人とも続けざまに2匹目をヒットした。その後、数人の人にもヒットがあったが、私にはまったく魚信がない。困ったなぁ、今夜は魚に見放されたか! 魚種はコロダイを中心に、フエダイ、ムスジコショウダイ、岩サメ、エイ、ウツボなど。エイやウツボは外道だけれど、私には外道すらかからない。どうしたんだろう? 早くしないと夜が明けちゃうよ!!

2009年7月8日水曜日

新しい釣り仲間 その2







 6月30日夕方、チェンマイから釣り仲間9人を乗せた2台の車が、セントラル・パタヤのスーパー・カルフールの駐車場に到着した。初対面の挨拶もほどほどに車に乗り込み、宿泊先のホテルへ向かった。

 リーダーのIさんの部屋で簡単な打ち合わせをして、すぐに夕食を食べに出掛けた。今回、チェンマイの皆さんは大物釣りが目的だが、パタヤで新鮮な魚介類を腹いっぱい食べて、お土産を持って帰るのも大きな目的のひとつである。

 パタヤから車で10分ほど走ると、バーン・アンプーという場所がある。そこには、海沿いに大きなシーフードレストランが並んでいて、生きた魚介類が安く食べられる。その中の1軒に入って、生簀から海老や貝、カニ、魚を選んで注文した。

 蒸海老、大アサリのニンニク炒め、団扇海老の炭火焼、ハタのから揚げ・甘辛ソース味、カニのカレー炒めなど。皆さん「チェンマイにはこんな新鮮な魚介類はない」と声を合わせて無心に食べていた。美味しそうに食べている姿を見ていると、こっちまで幸せになってくる。皆さん、さぞ満足だったに違いない。

 翌日は夕方5時の出港にもかかわらず、釣りの準備をして早朝からラヨーンへ向かった。ラヨーンのフルーツ市場で朝食を食べて、ビーチへ行った。目の前にサメット島が見える綺麗なビーチで、地引網を見学した。昼食はまたもやシーフード。砂浜にあるレストランで昨日食べ忘れたイカの塩玉子炒め、茹でたツブ貝、団扇海老などを注文した。皆さん、相当シーフードに飢えているようですね。

 食後は海軍基地があるサタヒップへ行き、製造元の干物店でお土産の干物やカピ(海老で作った味噌)などを買った。あとは、大きな魚を釣ってお土産にすればOKだ。

 午後4時過ぎにバンサレー港に着いた。船はすでに桟橋に着岸していた。さぁ、大物を釣るぞ!!!

2009年6月28日日曜日

物価高で・・・

 ここのところ、タイの物価が上昇している。昨年の原油の高騰による物価上昇は、原油価格が元に戻った今でもそのままだ。ビール、タバコも値上げをした。タバコは吸わないから関係ないが、ビールの値上げは深刻な問題だ。大瓶一本で約5バーツほど高くなった。当然、バービアなどの飲み屋も値上げしている。その他に、クーポン食堂や屋台も高くなっている。年金等の一定の収入で生活をしている長期滞在者は、厳しい状況になっている。

 そんな状況の中で、朗報もある。昨年末の空港占拠事件で観光客が激減してしまい、タイ政府は3月5日から6月4日まで観光ビザを無料にした。ところが、その後もASEAN会議中止や豚インフルエンザ、世界的不況のため観光客は減っている。そこで、6月25日から来年3月4日までビザの無料化を延長した。

 さらに、航空会社の価格競争が始まり、バンコク~成田往復のシンガポール・エアーが何と、10900バーツ(45日FIX)になった。5年間のタイ生活の中で最安値である。早速、7月10日の便を購入した。これで観光客が増えてくれればいいのだが。

 最近、パタヤのバービアに「FOR SALE」の看板をよく見かける。このまま観光客が減り続けると、タイ経済は破綻するかもしれない。ていうか、バービアがどんどん姿を消して、パタヤからお姉ちゃんがいなくなっちゃうよ!!!